退職金制度の実務
日本の労働環境は、人件費の膨張、リストラ、賃下げ、失業率の増大、高齢化、年金財政の逼迫等々、数々の難問が山積している。退職金制度に直結した問題に絞っても、退職金額の増大、企業年金運用の破綻と再構築問題、日本版401k(確定拠出年金)、確定給付企業年金、退職給付会計などの問題が風雲急を告げている。 そこで本書では、退職金制度の改革のし方、廃止のし方、職能ポイント式退職金の導入のし方、各種企業年金の概要などについて説明している。 |
第1章 退職金制度の概要と動向 第2章 退職金制度廃止の各社の事例 第3章 退職金制度の廃止法 第4章 基本給断絶型退職金のパターンとその功罪 第5章 退職金の外部積立と職能ポイント制退職金の年金化 第6章 職能ポイント退職金制度確立の前提条件―職能資格制度の確立と昇格運用のキーポイント― 第7章 職能ポイント退職金制度の導入・設計の仕方 第8章 退職金規程作成のキーポイント 職能ポイント退職金制度の事例 |
中央経済社 (2001-12-20出版)
久保 淳志【著】
2,500円(税別)