成果主義を成功させる秘訣は、目標管理の効果的な運用にある。しかしその目標管理の運用がマンネリ化しており、改革・変革へのチャレンジ意欲をかき立てる役をしていない。成果主義を成功させるためには、チャレンジする者が得をし、チャレンジする者を勇気付け、元気付ける複合業績評価の導入が必要不可欠である。複合業績評価とは、期首に目標を評価し、期末にその達成度を評価する方式で、高い目標を設定した者が得をする評価システムである。筆者は30年以上に渡って多くの企業を指導してきた。多くの企業での成功経験に基づいた、目標評価の仕方や複合業績評価の仕方について実務的に具体的に説明している。 「成果主義を成功させる役割給と役割評価の実務」の姉妹編。 |
第1章 チャレンジ目標管理をベースとした組織開発と成果主義のすすめ 第2章 成果主義を成功させるためのオリエンテーション 第3章 成果主義賃金の概要― 日本型成果主義賃金への誘い 第4章 チャレンジ目標管理と目標評価 第5章 目標評価システムの構造 第6章 目標評価制度の設計の仕方 第7章 業績評価制度の設計の仕方 第8章 業績賞与の効果的な支給の仕方 |
中央経済社 (2003-12-15出版)
久保 淳志【著】
2,400円(税別)