2023年12月号<Afterコロナの会議・研修のトレンド>


コロナ禍でリモートワークが急速に普及した結果、「働く人」と「場所」との関係が大きく変化しました。様々な功罪はあるにせよ、働く人の価値観も、会社のマネジメントのあり方も、コロナ禍前に逆戻りすることはないでしょう。では、これから我が社は、会議や研修をどのように進め、オフィスをどのように作っていくべきでしょうか?

例えば、社内会議については「主に対面」にする企業が多い一方で、社外会議については「主にハイブリッド」にする企業が多く、会議の目的や状況に応じて手法を使い分ける傾向が見られます。また、研修については、人間関係構築やコミュニケーションに関するものは「集合研修」に戻す企業が多い一方で、情報共有や知識習得に関するものは「オンライン研修」を続ける傾向が見られます。

本号では、「会議や研修の手段」や「オフィスのあり方」がどのような方向に進むのか、を特集します。





取材編

Afterコロナの働く場所の行方




資料編

1.Afterコロナの会議のあり方
2.Afterコロナのビジネスイベントの動向
3.Afterコロナのオフィスのあり方




判例編

1.退職後の研修費用返還義務はあるか
2.会議参加・担当講座準備、受講生カルテ作成等の業務は労働時間か
3.営業会議に出席しない組合員に対する懲戒処分は不当労働行為か




コロナストレス

連載編

賃金の諸相(明治学院大学 名誉教授 笹島芳雄)

第86回 日本の賃金、アメリカの賃金(20)