2022年7月号<都道府県別・職種別賃金> | |
2022年5月の有効求人倍率は、全国平均で1.24倍となり、5ヵ月連続で上昇しています。都道府県別(就業地)には、福井県が2.05倍と最も高く、沖縄県が0.95倍と最も低くなりました。 また、新規求人数は、2021年5月と比較して17.2%増となりました。産業別には、「宿泊業、飲食サービス業」(54.3%)、「製造業」(23.9%増)、「学術研究、専門・技術サービス業」および「サービス業(他に分類されないもの)」(共に18.4%増)と増加しました。 コロナ前の水準にまでは戻っていないものの、人手不足感は高まりつつあります。優秀な人材を採用し、優秀な在職者の離転職を防止するためにも、自社の賃金水準を定期的にチェックしておかなければなりません。 本号では、「都道府県別・職種別賃金」を特集しています。 資料編 都道府県別・職種別賃金 ○ 都道府県別・所定内賃金(2021年平均) ・北海道:274.8 千円 ・埼玉:303.6 千円 ・千葉:300.9 千円 ・東京:364.2 千円 ・神奈川:336.2 千円 ・愛知:317.3 千円 ・大阪:326.9 千円 ・福岡:288.2 千円 ○職種別・所定内賃金(2021年平均、全国) ・管理的職業従事者:528.9 千円 ・専門的・技術的職業従事者:344.9 千円 ・事務従事者:293.7 千円 ・販売従事者:301.8 千円 ・サービス職業従事者:238.3 千円 ・保安職業従事者:220.3 千円 ・農林漁業従事者:244.3 千円 ・生産工程従事者:257.2 千円 ・輸送・機械運転従事者:269.4 千円 ・建設・採掘従事者:292.7 千円 ・運搬・清掃・包装等従事者:236.7 千円 判例編 1 求人票記載の賃金額と異なる合意は有効か 2 求人票記載の雇用期間を変更することの同意はあったか 3 走行距離に応じた長距離手当を割増賃金に充てられるか |