2022年4月号<管理職の賃金>


優秀な管理職人材を確保するためには、優秀な自社人材の離職を防いだり、次世代をじっくり育成したり、外部から即戦力を採用したりする必要があります。そのためには、彼らにとっての自社の魅力が高くなければなりません。

魅力の要因は、仕事・評価・人間関係・福利厚生など多様ですが、とりわけ賃金は最も欠かせざるものです。

自社の管理職の賃金は、世間水準と比べて見劣りしない金額でしょうか?自社内においては非管理職と比べて適切な格差が設けられているでしょうか?

本号では、管理職の賃金を特集しています。




資料編

1 部長の月例賃金・年間賞与

■男性
○1,000人以上の企業は739.4千円
○100〜999人の企業は623.8千円
○10〜99人の企業は480.8千円

■女性
○1,000人以上の企業は782.6千円
○100〜 999人の企業は513.7千円
○10〜99人の企業は403.9千円



2 課長の月例賃金・年間賞与

■男性
○1,000人以上の企業は587.5千円
○100〜999人の企業は482.7千円
○10〜99人の企業は395.6千円

■女性の場合
○1,000人以上の企業は533.4千円
○100〜999人の企業は438.5千円
○10〜99人の企業は354.7千円



3 係長の月例賃金・年間賞与

■男性
○1,000以上の企業は426.2千円
○100〜999人の企業は369.8千円
○10〜99人の企業は334.7千円

■女性
○1,000人以上の企業は372.4千円
○100〜999人の企業は338.7千円
○10〜99人の企業は294.7千円



4 管理職手当の支給状況・支給額

○中小企業の役付手当の支給状況
○中小企業の役付手当の平均支給額
○大手企業の役付手当の支給額




判例編

1 統括バイヤーの管理監督者性

2 小規模企業における管理監督者




コロナストレス

連載編

賃金の諸相(明治学院大学 名誉教授 笹島芳雄)

第66回 コロナ危機と労働・雇用・賃金(23)