2020年11月号 <新卒採用―2021振り返り・2022展望> |
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コロナ禍により、2021年3月卒業の学生を対象とした新卒採用(2021卒採用)の予定は大幅に乱れました。合同企業説明会の多くは中止となり、対面での接触は大きく制限され、代わりにオンラインによる企業説明会や面接などが実施されるようになりました。突然訪れた外部環境の激変の中、手探り対応で臨んだ2021卒採用でしたが、2020年10月時点で約6割の企業が採用活動を終えたと回答しています。 大きな外圧により、生活も、働き方も、採用のあり方も、大きく変わりました。コロナが収束したとしても、変化したものが全く従来通りに戻ることはないでしょう。 本号では、2021卒採用の振り返りと、2022卒採用の展望を特集しています。 解説編 2021採用活動の振り返りと2022採用の展望 ●2021採用 ・最大の特徴はオンライン化 ・オンライン化によるメリット・デメリット ・採用人数の変化 ・期待人材像の変化 ・成功企業の3つの特徴 ●2022採用 ・オンラインと対面のハイブリッド ・スケジュール ・中小企業ができる4つの工夫 資料編 1 2021年3月卒の新卒者の求人倍率 ●2021年3月卒業予定の大卒求人倍率は1.53倍 ●300人未満の企業の大卒求人倍率が大きく低下 ●ほとんどの産業において低下、流通業の下落幅が大きい ●2021年3月卒業の高卒求人倍率は2.08倍 2 企業の2021新卒採用への取り組み ●新卒採用活動の実施状況 ●新型コロナの影響による、採用広報活動の変化 ●採用広報においてウェブ活用を拡大した影響 ●ウェブ面接の実施状況 ●対面と比べたウェブ面接の評価しやすさ ●ウェブ面接のメリット・デメリット ●新型コロナによる採用活動中断期間 ●面接の実施時期 ●内定出しの実施時期 ●内定者に対する満足度 ●採用市場についての考え(売り手or買い手) 3 企業の2022新卒採用の計画 ●新卒採用におけるウェブ活用方針 ●採用予定数 ●採用活動の開始予定時期 ●2022卒採用で注力したいこと 4 学生の2021内定獲得プロセス ●内定取得までの合計接触回数 ●意思決定までの迷い ●面接で印象に残った質問(良い印象・悪い印象) ●内定獲得難易度 判例編 内定取消をめぐるトラブル ●不採用の通知は違法か、通知時の発言態様は攻撃的か ●HIV感染者に対する内定取消は違法か ●社長が採用の意思表示をした時点で労働契約は成立したと認められるか |