2019年3月号<ブラック社員対応> | |
問題社員(ブラック社員)は、組織を混乱させ、ムードを悪くし、生産性を低下させる厄介な存在です。 彼らは、「組織の役に立とう!」という社会人らしい利他的な気持ちよりも、「自分のプライドを守ろう!」(自己防衛本能)とか「自分の利益を増やそう!」(自己中心性)とか「自分の考えをごり押ししてしまおう!」(唯我独尊)といった利己的な気持ちに支配されています。自分ばかりを尊重するが、他人を尊重する視点を持っていません。 本号では「ブラック社員対応」を特集しています。 解説編 1 問題社員への対応の仕方 (鞄本人事労務研究所 代表取締役 久保誠) ○問題社員とはどのような社員を指すのか ○問題社員の本質は(3つの特性) ○問題社員の情動パターン(どのような点が未熟か) ○問題社員の思考パターン(どのような点が未熟か) ○問題社員の行動パターン(どのようなクセがあるか) ○情意評価を通じた指導・育成 ○さまざな社員への対応の仕方 2 問題社員をめぐる法的留意点 (井上克樹法律事務所 弁護士 井上克樹) ○懲戒処分 ○転勤拒否 ○フレックスタイム ○労働時間 ○残業時間 ○いじめ ○社内恋愛 ○メール・インターネット ○感染症 ○競業避止義務 ○ミス等の隠蔽 ○試用期間 ○成績・勤務態度不良 ○解雇 ○傷病休職 |