2018年8月号<社員の睡眠改善> | |
睡眠不足は、疲労感・情緒不安定化・判断力鈍化など、生活の質にマイナスの影響を及ぼします。近年では、睡眠不足が、がん・糖尿病・認知症・うつ病などの発症・悪化要因になることや、事故を引き起こす要因になることが知られてきました。一方で、良質で適切な睡眠が、心身のメンテナンスや、起きている時間帯のパフォーマンスの向上にプラスの影響を与えることも明らかになっています。 昨年には、「睡眠負債」という言葉が新語・流行語大賞(※)を受賞するなど、睡眠に対する社会の関心は高まっています。 「安全配慮義務」の観点から一歩進んで、「社員のモチベーション向上や生産性向上による業績拡大」の観点から、本号では、「企業として社員の睡眠改善にどのように取り組んでいくべきなのか」を探ります。 ※正式名称:「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン新語・流行語大賞 |