2018年4月号 <裁量労働制の現状> | |
政府が今国会に提出予定の「働き方改革関連法案」には、当初、「企画業務型裁量労働制に関する見直し」(企画業務型裁量労働制の対象業務の拡大や、裁量労働制適用労働者に対する健康・福祉確保措置の充実)が盛り込まれていました。 ところが、今年2月に「一般労働者と裁量労働制で働く労働者の労働時間の調査(2013年、厚生労働省)」のデータに誤りが発見され、「企画業務型裁量労働制に関する見直し」は法案から削除されることとなりました。 とはいえ、少なからぬ企業や労働者が、時間にとらわれない働き方の選択肢の拡大や、それに伴う健康・福祉確保措置の拡充を望んでいることに変わりはありません。 本号では、裁量労働制の現状について特集しています。 |